Zooxはカリフォルニア州で無人自動走行車両の公道テストへ

10月 27, 2020
ZooxというAmazon傘下の自動走行車両テクノロジー開発のスタートアップは、2020年9月23日にカリフォルニア州でセーフティドライバーなしでの自動走行車両の公道テストための許可を得たと発表した。
Zooxは、米スタンフォード大学出身の技術者から2014年に立ち上げられ、シリコンバレーに本社を置く企業で、今年の6月にAmazonから買収されたのである。
2016年からセーフティドライバーありの自動走行車両テストの許可を得たが、今回は、カリフォルニア州にある本社の辺り、サンマテオ郡フォスターシティの一部で、運転席にセーフティドライバーのない状態で自動走行車両2台のテストを可能になる。
尚、雨や霧の天気でも走行を認められ、スピードは時速約72キロまで出すことができるのである。
現在まで、殆どの自動走行車両の会社は、カリフォルニア当局からセーフティドライバーありでのテストの許可を取得している。セーフティドライバーなしで許可を得ているのは、AutoXとWaymo とNuroだけになる。これらの会社は保険の証明、もしくは500万ドル(約5億2000万円)相当の債券を提出しないといけない。そしてテクノロジーを使ったリモートオペレーターの訓練などのような規則に従うということになる。
また、Zooxは、ラスベガスでもテストをする予定である。その理由で、2019年にネバダ州車両局から自動走行車両を州道で走行させるための許可を取得した。今の段階でラスベガス地域で新たなルートのマッピングと試験走行を行った。