Onmadesoft-創業者のアントニオ・フェラーイオリ氏との対談

8月 3, 2020
アントニオ・フェラーイオリさんはOnmadesoftというイタリアのソフトウェアハウス創業者で、カードゲームシミュレターを作成する。Iphone、 Ipad 、Macいわゆるアップル向けのゲームアプリで有名になった会社。
以下、アントニオ・フェラーイオリさんとのインタビューを掲載する。
アントニオさん、お時間いただいてありがとうございます。まず、お聞きしたいのは、いつゲームクリエターになりたいと思いましたか。岩谷徹さんは、ピザを食べながら「パックマン」の形を考え付いたという伝説がありますが、アントニオさんは、どのきっかけでゲームを作成し始めたのですか。
1983年まで遡ります。父親からプレゼントとしてApple II のコンピューターをもらいました。
その時、「Applicando」というMacについてのイタリアの雑誌を読みながら、ベーシックのプログラミングを習ってきた。
それから、若い時に電車での移動時間で色々なソフトウェアを作成しました。始めの作品はOnSyncといい、携帯のスケジュールとMacを同期できるものだった。例のモトローラRAZR V3とMacを同期できる初のアプリで、シェアウェアとして売りましたので成功だったといえる。
それから、カードゲームを作ったきっかけは?
2010年にバカンス中で、第一世代IpadでゲームしながらScala 40(スカーラ40、ラミ系のイタリアのカードゲーム)のアプリを探そうと思って一つしかなかった。大雑把なものだから自分で作ろうと思った。ファーストバージョンをできあがった時、ゲーマーからフィードバックをいただいて、そのやりとりで改正でき、大変検討になりました。
その後は、Scala40の改正やアップグレードしながらIphoneアプリも作成できた。それはいつでしたか?
2011年になった。Iphoneアプリは当時までなかったのですごく人気になった。その後、他のカードゲーム、Ramino(ラミ)、Burraco(ブラーコ)、Pinnacola(ピンナーコラ), Machiavelli(マキアヴェッリ、全部ラミ系のカードゲーム)なども作成しました。
XcodeやObjective ‐Cというツール、またはSwiftも使いました。だんだん競争者も現れたので頑張って、オンラインゲームや新インターフェースやランキングという機能もできました。
その後、アップルとちょっともめごとがあって、、、
もう少し説明していただけますか?
もちろん。ただの勘違いでした。2016年から2017年の間でインドのセルフィーアプリは人気になり、インドの祝日の際にデザインを少し変えて、違うアプりとして販売していた。やはり、それは無理などで、アップルストアから取り消された。その時、私の作成も取り消されたが、結局、似ているがそれぞれ違うゲームなので、アップル側は了解してくれた。
現在、iOS 10、 11、 12 、 13向けのアプリがあり、もうすぐ14向けのもできあがる。最近、MaccatalystのおかげでMacのバージョンも作りました。Mac OS X Catalina やBig Surで無料で使えるようになる。
私のウェブサイトをチェックしてみてください。
将来にアンドロイド向けのカードゲームアプリを作る予定ですか。
実は、前からそのつもりだったけどまだ具体的に作成されてない。これからできるかもしれない。新しいプロジェクトを始めるのは大好きです。
私の情報工学科の先生は「情報工学はすごくダイナミックで変化が早い分野なのだ。それは分からないとIT業界に進めない」という。
アントニオさん、ありがとうございます。
Onmadesoftの以下のリンクをチェックしてみてください。