Netflixドラマ『ペーパー・ハウス』のシーズン5が近日登場

8月 23, 2021
『ペーパー・ハウス』のシーズン5の放映はいつ?
世界中で大人気、スペイン発のNetflixドラマ『ペーパー・ハウス(原題: La Casa de Papel、英題: Money Heist)』の最新シーズンであるシーズン5の前編が2021年9月3日、後編が12月3日に放映開始します。 まだこのドラマを観たことがない人のために、ネタバレなしでこのドラマのあらすじや見どころを簡単に紹介しますね。ペーパー・ハウスってどんな物語?
ペーパー・ハウスの主役は、「教授」と名乗る男を筆頭とし、お互いを世界の都市名を冠したコードネーム(トーキョー、ヘルシンキ、ベルリンなど)で呼び合う、それぞれ訳アリのメンバーで構成されている強盗集団です。 メンバーは教授が発掘してきた人材で、誰もお互いの過去や素性を知りませんが、スペインの田舎にある古ぼけた家で数か月以上かけて、史上最大の強盗を達成するための訓練を共にこなします。 この強盗集団がねらいに定めている場所や、その手法が、強盗をテーマにした他のドラマや映画と大きく違っている点です。 彼らのねらいは由緒正しい歴史のある王立スペイン造幣局。つまり貨幣を作る場所です。大金が保管されている銀行を襲ってお金を盗むのではなく、造幣局を占領し、人質を取って、できるだけ時間を稼いで24億ユーロ(約3,000億円)分のお札を印刷し、脱出するのが教授の目的です。 また綿密な計画に従い、強盗、人質、警察を含め、誰一人死ぬことがないように無血で「強盗」を達成することが教授の手法であり理想なのです。ペーパー・ハウスの人気の理由
いくら完璧な計画だったとしても、実際に行動を起こしてみると予想外の事態が発生して、計画がうまくいかないことはよくあります。ペーパー・ハウスでもまさにその通りで、ありとあらゆる間違いが起こります。 教授がそういった間違いを予測して対策を用意している場合もあれば、思ってもいなかったことが起こることも。そして間違いが起こる場合はたいてい、主人公たちのいかにも人間らしい欠点が原因です。 おそらくペーパー・ハウスが人気を博している大きな理由の一つは、そういった不完全な部分を含め、各キャラクターの人間性が際立ち、魅力を放っている点でしょう。ペーパー・ハウスを楽しめる人
ペーパー・ハウスは世界中で高い人気を獲得しているドラマではありますが、かなり好き嫌いが分かれる作品でもあります。 次のような人はおそらくペーパー・ハウスを楽しめるでしょう。- どうなるのか読めない展開が好き
- 善悪について考えさせられるようなストーリーが好き
- キャラクターに感情移入したいタイプ
- 細かいツッコミはせずに、「ドラマだから」と割り切れる
- Netflixを使ってスペイン語を学びたい人
- あまりにも理不尽なキャラクターがいると気分が萎える人
- 細かいことが気になる人