Microsoft Office ワークシートをパスワード設定して保護

11月 19, 2021
他のユーザーが誤って、または意図的にデータを変更、移動、または削除することを防ぐために、Excel ワークシートのセルをロックし、さらにシートをパスワードで保護することができます。パスワードを設定することで、第三者が閲覧や編集することを制限し、もしもの時にファイルの中身が漏えいするリスクを最小限にすることができます。情報漏洩などのトラブルを避けるためにも、セキュリティ対策をしっかり行うことが大切ですので、今回はパスワードの設定方法を解説します。
基本的にExcelもWordも作業は同じです。
■ファイルにパスワードをかける方法
【ファイル】➡【情報】➡【ブックの保護】➡【パスワードを使用して暗号化】の順にクリックします。
【パスワードの暗号化】のダイアログが表示されるのでパスワードを入力。
確認のため、もう一度パスワードを入力し【OK】または【保存】をクリック。
注意:パスワードを忘れることがないようバックアップを取るなど充分に気をつけて下さい。
使用するパスワードの長さ、文字、数については制限はありませんが、大文字と小文字は区別されます。
■ファイルのパスワード設定を解除する方法
パスワード付きのファイルを開け【ファイル】➡【名前を付けて保存】➡【参照】をクリック。
ファイル選択のダイアログで、【ツール】➡【全般オプション】を選択します。
パスワードの文字をBACK SPACEで消してしまいます。そして【OK】をクリック。そのままファイルを上書き保存するとパスワードの解除が設定されます。
■シートの保護
パスワードを設定したいシートを開きます。
【ホーム】➡【書式】➡【シートの保護】をクリックします。するとシートの保護ダイアログが表示されます。
「シートとロックされたセルの内容を保護する」にチェック印が入っていることを確認して下さい。
そしてパスワードを入力し【OK】をクリック。
再度パスワードの入力をし【OK】をクリックします。
※【シートの保護】ダイアログでは、シートを共有するユーザーに必要な許可を選択することができ、複数ユーザーでの作業も可能になります。
くれぐれもパスワードは忘れないようにしましょう。パスワードを忘れても、Microsoftがそのパスワードを復元することは不可能です。くれぐれも注意して下さい。詳細はこちらからhttps://support.microsoft.com/ja-jp/office/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%92%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%99%E3%82%8B-3179efdb-1285-4d49-a9c3-f4ca36276de6