今回は『iPhoneでNFCタグリーダーを使用する方法』を紹介します。
そもそもNFCとは何でしょう。
Near Field Communicationの頭文字を取ったNFCですが、近距離無線通信技術のことです。1~10cm程度の距離に機器と機器を近づける、つまり「かざすだけ」で自動的にデータの送受信を行えます。現在では、スマートフォンをはじめとする多くの携帯情報端末に搭載されていて、国際標準規格となっています。
iPhoneにはNFCチップが搭載されており、互換性のあるiOSアプリが、実際のオブジェクトに接続してデータを読み取れます。サポートされているデバイスは、これを使用して電子タグから情報を読み取ることができます。
例えばインスタントワイヤレス接続しデータを交換したり、非接触型決済サービスなど、さまざまな用途があります。さらには、スマートリモコンを設定すれば、ドアを開けたり、エアコンをつけるなどの操作も可能になるのです。
NFCをiPhoneコントロールセンターに追加する方法
1・iPhoneで[設定]を開きます。
2・コントロールセンターに移動し ます。
3・下にスクロールして、[ NFCタグリーダー]というラベルの付いたオプションでプラスをタップします。
4・終わりました!NFCタグリーダーはコントロールセンターにあります。
注: NFCタグリーダーオプションは、iPhone7からiPhoneXまでのみコントロールセンターに追加できます。XR、XS以降では、バックグラウンドタグ読み取り機能により、このボタンを追加する必要はありません。 NFCタグの近くにあるこれらの新しいiPhone。
iOS15でNFCタグリーダーを使用する方法
iPhoneのコントロールセンターを開きます。NFCタグリーダーをタップしてアクセスします。次に、iPhoneを有効なNFCタグの近くに置いて、コンテンツをスキャンします。
App Clipsは、iPhoneのもう1つの重要な機能です。完全なアプリケーションをダウンロードせずに製品サービスを使用できるようにすることで、NFCタグリーダーの機能を向上させます。
AppClipsはApplePayサービスと連携します。つまり、ユーザーはクレジットカードの詳細を提供しなくてもNFCタグにアクセスして支払いを行うことができます。
iOS 15は、iPhoneでNFCがサポートする機能のブレークスルーと見なされています。App Clipsの助けを借りて、Apple Payの取引を行い、食べ物や飲み物の支払いをこれまでになく簡単に行うことができます。
いかがでしたか。
NFCタグを使えば、アプリを起動して操作する手順を省くことができます。
是非ためしてみて下さい。