Google Workspace for Education コアサービス

7月 29, 2021
「Google Workspace for Education」ってなに?
Googleが教育機関向けに提供しているグループウェア「G suite for Education」が「Google Workspace for Education」に名称が変更されました。
現在、世界中で1億7000万人以上のユーザーがいるこのソリューションは、教師同士、教師と生徒のコミュニケーションやコラボレーションを強化し、安全なプラットフォーム上で業務の効率性を高める各種ツールを提供しています。
一般的なG Suiteの機能であるカレンダーやメール(Gmail)、ドライブなどに加えて教室管理ツール「Google Classroom」などを無料で提供。世界中の教育機関で利用されていました。
今回の名称変更とサービス刷新による最大の変化は、料金体系とサービスが4つに区分されて新たに提供されることです。
教員用のサービス拡充、セキュリティ向上などそれぞれの区分に明確な役割があり、教育機関は目的に合わせて基本的なサービスである「Education Fundamentals」からグレードアップすることができるようになりました。
それに伴いGoogle アシスタントから Google Workspace コアサービスの利用も可能になりました。
追加サービスの「検索とアシスタント」が有効になっているすべてのお客様を対象に、今後数週間かけて、Google アシスタントから Google Workspace を使用する機能の一般提供が開始されます。この機能は、今までベータ版として提供されていました。
対象は管理者とエンドユーザー。
利点として、カレンダーの予定の確認、会議への参加、外出先でのメールの送信など、さまざまなタスクを音声だけでシームレスに行うことができるようになっています。
Google カレンダーと Gmail の一部の機能を実施する音声コマンドに Google アシスタントが応じ、次回の会議の日時を確認する、カレンダーの予定を作成する、予定の参加者にメールでメモを送信する、会議にダイヤルインする、連絡先にメールを送信する、といったことが利用できます。
管理者の方へ、ご利用にあたり下記を参考になさって下さい。https://support.google.com/a/answer/6356441?hl=ja デフォルトでは無効になりますが、ドメイン、組織部門、グループ単位で有効にすることができます。
組織で検索とアシスタントを有効または無効にする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
いずれの点も教育現場での活用には必要不可欠で、学校におけるICT化を加速させてくれる頼もしい味方です。
また、使いやすさを追求しシンプルに使えること、各現場ならではのニーズにあわせて機能拡張が可能な点も、多くの教育現場で受け入れられている理由になるので、早期の導入を是非ご検討下さい。