G Suiteを利用してテレワークを

4月 12, 2020
新型コロナウイルスの影響は世界の国々が受けている。感染拡大対策としては、学校が休校になり、オフィスの仕事もできるだけ「テレワーク」の形で進められる。
学校や大学の授業も「リモートクラス」になり、自宅からWeb会議とか取引先とのやりとりもオンラインで行っており、当然のことながら、人と人をインターネットでつなげるクラウドツールの利用者が増加している。
大人数のオンラインミーティングなら、GSuiteは便利になる。
Google が提供しているビデオ通話ツール、アプリの「ハングアウトMeet」は大人数のグループビデオ通話もできる。無料 Google アカウントで使用できる「ハングアウト」の上位版になり、有料の G Suite アカウントで使用できる。
最近、「ハングアウトMeet」は名称が「Google Meet」に変更され、コロナの影響でテレワークが増える状態中、Google は通常 Enterprise とEnterprise for Education プランだけで使用できる機能を、全ての G Suite ユーザーに2020年9月30日まで追加料金なしで提供すると発表した。
Googleは3月4日に、「COVID-19の拡大に対応するため、多くの従業員や教育関係者、学生がリモートを活用している。そのつながりと生産性をサポートするために、我々の役割を果たしたい」と述べた。https://cloud.google.com/blog/products/g-suite/helping-businesses-and-schools-stay-connected-in-response-to-coronavirus
Meetの競合であるZoomも同じく、中国のユーザーに無料サービスの時間制限をなくしたと。ZoomのCEOエリック・ヤン(Eric Yuan)氏は、「新型コロナウイルスが、オフィスから学校の教室まで、日常に混乱を招いている。深刻な影響を受けている人々を助けたい」という。
ビジネス向けG SuiteのEnterpriseプランでは、最大250人までのメンバーがビデオ会議に参加でき、最大10万人へのライブストリーミングが可能である。
学生向けのG Suite for Educationユーザーも、Enterpriseプランの機能が解放されるため、大人数の講義や討論でも利用できる。
ミーティングに参加できなかった方へ情報を共有したい場合、会議を録画また録音してGoogleドライブに保存できる。
ツールの使い方は簡単である。
まず、管理者は G Suite の管理画面にログインし、Hangouts Meet and Google Hangoutsがオンに成っている確認した上で、「ミーティングに参加または開始」をクリックする。
それから、「ミーティングを開始]ボタンを押し、参加者には専用の URL やダイヤルインの電話番号と PIN コードを教えること。
また、Meet に参加するユーザーを招待・追加するために、画面左下にある[ミーティングの詳細]を押し、表示されるURL や電話番号・PIN を参加者にお伝える。
「Google カレンダー」を開き、参加または招待もできる。