テクノロジー、インターネットトレンド、ゲーム、ビッグデータ

オンラインエンタメコンテンツと支払方法の安全性

オンラインエンタメコンテンツと支払方法の安全性

By germana falcone

Amazonや楽天市場などオンラインでの買い物を経験したことがある人にとっては、オンラインでクレジット決済することはあたり前の習慣になりました。もはやその安全性を疑う人も少なくなってきたようにも思えますが、クレジットカード以外にも携帯利用代金と一緒に支払うキャリア決済、電子決済サービス、暗号通貨決済など様々な支払方法が登場している今、安全対策はどのように変化してきているのでしょうか。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

オンライン決済の種類

安全性の前に、まずはそもそもオンライン決済にはどのような方法が存在するのかをおさらいしておきましょう。代表的なのは「クレジットカード決済」。VISA・Master・JCBなどクレジット会社を通して、番号や名前を入力するだけで手間なくスピーディに決済できます。また、引き落としまでの時差があるので、収入が振り込まれるタイミングを計算して、残高がない段階でも購入手続きをすることができるのも便利な点です。その他にも昔ながらの馴染みの方法として「銀行振込(銀行入金)」もあります。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

一方、ここ数年で一気に広がったのが「電子決済」です。Apple PayやLINE Pay、Pay Pay、Google Pay、nanaco、WAONなど様々な電子決済サービスが乱立しています。また、最近では仮想通貨による決済も登場しましたし、他にもプリペイドカードや、デビットカードによる決済などが挙げられます。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

オンライン決済の安全性

クレジットカードによるオンライン決済については、前提としてクレジットカード会社が厳しいセキュリティ管理を行なっています。利用できるWebサイトに審査を設けることは当然ながら、セキュリティナンバー、3Dセキュア(本人認証サービス)、セキュリティ通信(SSL暗号化)等を通して、多重にチェックできるようにしています。万一不正利用されてしまった場合も、できる限り保証できるように手を回すなど、その手厚さが利用者の信頼を支えています。同じく、銀行決済についても、ワンパスワード発行を通さないと振り込みできない仕組みなどを設け、最近ますますその厳しさを増しています。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

電子マネーも、同様のセキュリティ基準に追いつくべく、利用登録をしておけば補償を受けることができます。まず、利用時には生体認証を条件にできます。万一の際にすぐに利用停止手続きができるのはもちろん、「ポストペイ型(後払い式)」を選択しておけば、その補償内容はクレジットカードと同等となっています。2段階認証や遠隔操作でのデバイスロックなども合わせて使えば、よりセキュリティが高まります。

最近登場した暗号通貨決済に関しては、そもそも暗号通貨に関する知識の浸透が浅い事もあり、リスクを感じる人が多いと思います。しかし、そもそも暗号通貨を管理するブロックチェーンは安全性を高める仕組みとして注目されているものです。時折ハッキングのニュースが世界を騒がせることはありますが、もう何年もハッキングを阻止し続けている暗号資産取引所もあります。通信の暗号化、資産の分別管理、コールドウォレットの導入、二段階認証などの本人確認の徹底、防衛プログラムの稼働など様々な手段を導入し、そのセキュリティも年々高まっています。

ストリーミングやオンカジがオンライン決済を充実させる理由

オンラインでのエンターテイメントコンテンツを楽しむことがもはや当たり前の世の中になっています。そしてそれらの決済も、オンラインで行われています。例えば、Netflix、AppleTV、Hulu、Amazon Prime、Disney+などの動画ストリーミングサービスでは、クレジットカード、キャリア決済(docomo、au、ソフトバンク)、デビットカード、プリペイドカード、PayPal、Yahoo!ウォレット、Apple IDを活用したiTunes Store決済、Amazonギフト券といったオンライン決済が可能になっています。音楽配信サービスであるApple Musicでもクレジットカード、デビットカード、キャリア決済、iTunes Store決済、プリペイドカード決済などが対応可能です。そしてさらに、オンカジ(オンラインカジノ)においては、上記に加え、銀行振込、ecoPayz、iWalletといった電子決済、ビットコイン決済を始めとした仮想通貨決済が可能なビットコインオンカジが近年増加しています。

これらエンタメコンテンツの提供側がこれだけ支払方法のバリエーションを充実させるのは、より幅広くユーザーに対応し、利用しさすさを高めるためです。そして、それだけ多くの決済方法に対応しているサービスは、それぞれの審査を通過したり、暗号通信などセキュリティ対応するための手間がかかる分、安心して利用できるサイトとして判断の基準にもすることができます。

選べる決済方法に対応したエンタメサービスを使おう

安全にオンラインコンテンツを楽しむためには、前提としてそれぞれ利用したいWebサービスがSSL通信に対応しているかなどのチェックが大事です。最近ではビットコインを始めとした仮想通貨を運用しつつ、オンライン決済に利用する人も増えてきているようですので、安全性の面も含めて、できる限りより多くの決済方法に対応しているサービスを選ぶようにしましょう。

Syrusをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

Syrusをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む