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オンライン試験 ~大学生~

オンライン試験 ~大学生~

By miyuki

2020年コロナ禍が長引くことにより世界中の学生達はオンライン授業をせざるを得なくなりました。

とは言え海外の大学ではコロナ以前から既に授業オンライン化が進められている国もあり、日本のオンライン教育の普及率の低さが顕著に現されてしまいました。

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事実、欧州の大学はエラスムス計画により、EU域内だけではなく、地域を超えた学生間交流を活性化させています。

 

今回はとあるヨーロッパの大学生がオンラインで試験を受けた時の様子を紹介します。

 

まず誰もいない静かな部屋でPCのカメラをオンにし、携帯電話の電源は消す。試験の時に誰か立ち会うのは禁止、もちろん携帯電話の使用も禁止のためです。

そして接続が途切れないか、音声が聞こえるか、こちらのマイクが機能しているかの確認を行います。万が一途中で接続が中断してしまい、試験を退席してしまうと、不正が行われたと疑われる可能性もあるので、PC周辺機器のチェックも怠らないよう気を付けます。

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試験の所要時間ですが、通常は対面で行われる口頭試験とほほ同じ時間がかかるようです。

そしてZoomやGoogle Meetを使用して行われる口頭試験のため、他学生に口頭内容を聞かれてしまう、見られてしまうので、通常よりさらに緊張したという意見も多くあったようです。

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対面で行われる口頭試験であれば、ジェスチャーを取り入れると、答えをよりうまく表現できたり、教授が理解してくれやすくなるメリットがありますが、オンラインではそうはいきません。

しっかりカメラを見つめ話すことが自信の表れで、教授に伝えられる唯一の方法です。

ほとんどの学生が『準備不足』『いい評価を得たい』という不安を持って試験に挑んでいます。

決して私だけが緊張しているんじゃない、私だけが不安なんじゃない、みんなが不安に思っている、と言い聞かせます。

学生が登校できず、長期に渡りステイホームを強いられ、キャンパスライフも味わえなかった苦悩や困難を教授方は理解しています。

教授方も同じく、対面で授業をできなかった事、コミュニケーションを取れなかった事、慣れないオンライン授業など、今までにない不便を経験してきたので、学生達がいつも通りの実力を発揮しきれなかったことにも大きな理解を示してくれます。

 

オンライン授業を取り入れることにより学生から幾つかメリットも報告されています。

まず一番に通学時間がなくなったこと。学内の移動時間もなくなり、2コマ連続で授業を取れるようになった、という意見もありました。

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さらに教授とのチャット機能を使うことで、質問がしやすくなったという意見も多数見られました。

 

各国の事情は様々なので一概に欧米のようなオンライン授業を見習うべきとは言い難いけれど、今後日本のオンライン教育がどのように進められていくか期待しています。

 

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