「Google ドライブ」は「PWA」化へ

4月 4, 2020
Google のオンラインストレージサービス「Google ドライブ」が「Progressive Web Apps(PWA)」化される。
PWAとは何か。「Progressive Web Apps」の略で、PWAというのは、モバイルアプリのような使用できるWEBアプリのことである。モバイルサイト上でネイティブアプリのようなユーザー体験を提供し、ウェブとアプリの両方の良さを兼ね備えている。
前は、ネットサービスというのがPCのWebブラウザからアクセスして利用できるものだったが、スマートフォンが普及してから、多くのサービスがスマートフォン向けになり、専用アプリを用意しているサービスも多い。
しかし、両方の利点を兼ね備えたPWAは、Webアプリケーションでありながら、ネイティブアプリケーションに近いユーザー体験を提供できるものになる。
PWAなので、ダウンロードすることがなく、インストールをしなくても、ネイティブアプリと同様にホーム画面から直接アクセスできるので、ユーザーにとっては非常に便利な機能である。普通のアプリと同じく、プッシュ通知を送ることができ、ユーザーとの接触機会を増やすことができる。そして、読み込み速度や表示の高速化されているので、ページがサクサク表示され、ユーザーはストレスなく閲覧できるし、オフラインでも閲覧できる。
Google サービスの中では、「Google フォト」「Google マップ」「Google Travel」「YouTube Music」などもPWA化される。
「Google ドライブ」を「PWA」として使い方は非常に簡単のである。基本的にはすべての OS 共通で(「PWA」は Android や Windows 10、iOS 13 のブラウザアプリ「Chrome」で利用可能)、「Chrome」のメニュー[ホーム画面に追加]をタッチして進めるということ。
また PC 版「Chrome」では、Googleドライブにアクセスしてから、アドレスバーに表示される[+]アイコンを押すだけで、インストールができ、普通に使えるようになる。